ジャイアントパンダ「シャンシャン」近況[3]130日齢を迎え15回目の身体検査
【2017/10/21】
2017年6月12日に生まれたジャイアントパンダの子「シャンシャン」は、10月20日で130日齢を迎えました。
午前10時36分から45分まで、15回目の身体検査を実施したところ、体重は10月10日の7.7kgから8.6kgに増加(+0.9kg)、体長は同日の69.8cmから74.2cmに成長(+4.4cm)していました。順調に育っています。
※以下に掲載している写真と動画は、すべて2017年10月20日に撮影したものです。
歩き方がしっかりとしてきて、低い段差を乗り越えられるようになったため、産室内を歩きまわるようになりました。シンシンにじゃれつくようすも見られます。
シンシンや職員を目で追うようすもよく確認でき、しっかり見えるようになったようです。
また、上下左右の犬歯や前後の臼歯などの歯が伸び、母親の食べているタケをかむようすも時々見られます。
母親シンシンは引き続き、室内で子といっしょに一日を過ごしています。子の体をなめたり、授乳したり、排泄を促したり、しっかりと世話をし、その他の時間は休息、そしてえさを食べることを繰り返しています。
8月末まで母子ともに産室で過ごしていましたが、現在は一日中、室内展示場2号室と寝室を出入り自由としています(公開はしていません)。また、日中は3号室も出入りできるようにしています。
母親のシンシンが子どもを連れてこれらの部屋で授乳をしたり、子を置いて休息を取ったり、採食したりするようすも見られています。
えさはタケ・ササ、リンゴ、ニンジン、パンダ団子を与えており、採食状況は良好です。
(2017年10月21日)