ジャイアントパンダ「シャンシャン」近況［2］120日齢を迎え14回目の身体検査

【2017/10/11】

　2017年6月12日に生まれたジャイアントパンダの子「シャンシャン」は、10月10日で120日齢を迎えました。

　午前10時3分から18分、14回目の身体検査を実施したところ、体重は9月30日の6.9kgから7.7kgに増加、体長は同日の68.0cmから69.8cmに成長していました。順調に育っています。

 

体重を測定

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  柵に前足をかけて立ち上がろうとする

   

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  産室内で歩く

   

   

 

　後ろ足の力はさらに強くなり、四肢で歩く行動範囲はさらに広がるともに、柵などに前足をかけて二足で立つ姿も時折見られます。周囲の様子を見る目の動きもよく確認でき、徐々に見えてきているようすが伺えます。また、上下左右の犬歯に加え、前後の臼歯など他の歯も生えてきていることが確認されました。歯が生えてくるにともなって、母親に与えているタケや産室の柵をかむ姿も見られます。

 

 

　母親シンシンは引き続き、室内で子といっしょに一日を過ごしています。子の体をなめたり、授乳したり、排泄を促したり、しっかりと世話をし、その他の時間は休息、そしてえさを食べることを繰り返しています。

 

　8月末まで母子ともに産室で過ごしていましたが、現在は一日中、室内展示場2号室と寝室を出入り自由としています（公開はしていません）。また、日中は3号室も出入りできるようにしています。母親のシンシンが子どもを連れてこれらの部屋で授乳をしたり、子を置いて休息を取ったり、採食したりするようすも見られています。

 

 （2017年10月11日）