ジャイアントパンダ「シャンシャン」近況[1]110日齢を迎え13回目の身体検査
【2017/10/1】
2017年6月12日に生まれたジャイアントパンダの子「シャンシャン」(名前決定のお知らせ)は、9月30日で110日齢を迎えました。
午前10時35分から47分、13回目の身体検査を実施したところ、体重は9月20日の6.0kgから6.9kgに増加、体長は同日の65.0cmから68.0cmに成長していました。順調に育っています。
後ろ足の力はさらに強くなり、短い距離であればおぼつかないながらも四肢で歩けるようになりました。“目つき”もしっかりしてきましたが、どこまで見えているか、現段階では判断できていません。

母親シンシンは室内で一日中子といっしょに過ごしています。子の体をなめたり、授乳したり、排泄を促したり、しっかりと世話をし、その他の時間は休息、そしてえさを食べることを繰り返しています。
8月末まで母子ともに産室で過ごしていましたが、9月4日以降、室内展示場2号室と寝室が自由に行き来できるようにしました。シンシンは子を連れて移動したり、自分だけが移動したりしています。
職員が宿泊して母子の状況を監視する体制は9月17日夜で終了しました。今後は映像記録などを活用し、観察を続けます。また、必要に応じて身体検査などを実施します。身体検査は当面のあいだ10日齢ごとを目安におこないますが、子の状態などで予定を変更する場合があります。
(2017年10月01日)