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ジャイアントパンダの近況[52]

【2020/3/10】

 上野動物園のジャイアントパンダ「シャンシャン」は、3月8日に1,000日齢を迎えました。動物園は臨時休園中ですが、健康状態にも大きな変化なく成長しています。一日のうち10~13時間ほど休息をとり、残りの時間を採食や活動に費やすなど、成獣と同様の行動をとるようになっています。

 

 また、2019年2月4日から始めたシャンシャンのハズバンダリートレーニング(動物の健康な飼育と人間の安全な作業を目的として、動物に自発的な行動をとらせるための訓練)も継続しています。

 

 シャンシャンのえさはタケやササが中心になっており、それに加えてリーリーやシンシンと同様にリンゴやニンジン、パンダ団子、ペレットを与えています。

 

 2020年3月5日(997日齢)の測定の結果、体重は73.0kgでした(1月25日測定時69.0kgより4.0kg増加)。

 

 リーリー、シンシンも健康状態に大きな変化なく過ごしています。これまでと同様に中国の専門家と逐次連絡をとりながら、引き続き注意深く観察を続けています。

 

 なお、動物の健康管理の都合により、各個体のようすを見ながら部屋を変更することがあります。

 

 

(写真は上から:シャンシャン、リーリー、シンシン。いずれも2020年2月3日撮影)

 

 

 

 

※シャンシャンの身体検査は原則「5」のつく日に実施しています(それ以外の日に実施することもあります)。

 

※ウェブサイトでの発表は月に2回、休園日の翌日の15時ごろにおこないます。

 臨時休園中は回数を増やして発表します。2020年3月は13日(金)と24日(火)に動画のみ発表の予定です。

 3月13日、24日はこちらの東京ズーネット YouTubeチャンネル「パンダムービー」にてご覧ください。

 

(2020年03月10日)

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