ジャイアントパンダ「シャンシャン」近況[32]480日齢に49回目の身体検査
【2018/10/10】
2017年6月12日に生まれたジャイアントパンダ「シャンシャン」の身体検査を、480齢にあたる2018年10月5日8時50分ごろおこないました。体重は9月25日の34.7キロから0.5キロ増えて35.2キロでした。体長は測定していません。
母子(シンシンとシャンシャン)は、日中は屋外放飼場で、夜間は室内2・3号室で過ごしています。
シャンシャンは周囲にあるさまざまなものに興味をもち、元気に遊びまわり、母親のシンシンにじゃれつくようすもよく見られます。室内2号室のハンモックもよく使って、遊んだり、休憩したりしています。
シャンシャンは一日のうち13時間から15時間ほど休息し、残りの時間は活動したり、お乳を飲んだりしていますが、そのリズムは一定していません。
これまで、母親の食べているタケ・ササをかむようすがしばしば見られ、切り分けたリンゴをほぼ毎日食べています。また、7月14日ごろからタケの葉を食べ始め、最近は成獣と同じようにタケの桿(「かん」、木の幹のような部分)を前肢でもち、かじるようすが見られます。
なお、乳歯から永久歯への生えかわりはまだ続いており、4本の犬歯もすべて永久歯に生えかわっていることを9月24日に確認しました。
また、屋外放飼場に設置した新しいやぐら(9月29日から使用開始)が気に入ったようで、台上で休んだり竹を食べたりするようすがよく見られます。
シンシンは引き続き1日あたり4〜5回程度の授乳をするなどの世話をおこなっています。シンシンはタケ、ササ、リンゴ、ニンジン、パンダ団子、ペレットをよく食べています。
※シャンシャンの身体検査は原則「5」のつく日に実施しています。
※ホームページでの発表は毎月2回、休園日の翌日におこないます。
2018年10月は10日(水)、23日(火)、11月は6日(火)、20日(水)の予定です。
(2018年10月10日)