ジャイアントパンダ「シャンシャン」近況[31]460日齢に47回目の身体検査
【2018/9/19】
2017年6月12日に生まれたジャイアントパンダ「シャンシャン」の身体検査を、460齢にあたる2018年9月15日8時50分ごろおこないました。体重は9月5日の33.4キロから0.9キロ増えて34.3キロでした。体長は測定していません。
母親「シンシン」とシャンシャンは、まだ気温が高い日中や夜間は室内2・3号室で過ごしていますが、気温が低い日や朝の涼しい時間は屋外放飼場に出ています。
シャンシャンは周囲にあるさまざまなものに興味をもち、元気に遊びまわり、母親のシンシンにじゃれつくようすもよく見られます。6月11日に室内2号室に設置したハンモックもよく使って、遊んだり、休憩したりしています。
シャンシャンは一日のうち13時間から15時間ほど休息し、残りの時間は活動したり、お乳を飲んだりしていますが、そのリズムは一定していません。
これまで、母親の食べているタケ・ササをかむようすがしばしば見られ、切り分けたリンゴをほぼ毎日食べています。また、7月14日ごろからタケの葉を食べ始め、最近は成獣と同じように数枚の葉を束ねて前肢でもち、歯で噛み切りながら少しずつ食べるようすが見られます。
なお、乳歯から永久歯への生えかわりはまだ続いており、4本の犬歯のうち下顎左犬歯のみ永久歯が生えてきており、他の3本は乳歯が抜け落ちたままになっています。
シンシンは引き続き1日あたり4〜5回程度の授乳をしたり、排泄を促進したり、シャンシャンの世話をしています。また、シンシンはタケ、ササ、リンゴ、ニンジン、パンダ団子、ペレットをよく食べています。
※シャンシャンの身体検査は原則「5」のつく日に実施しています。
※ホームページでの発表は毎月2回おこないます。
(2018年09月19日)
(2018年09月25日 動画(3)、(4)を追加)