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ジャイアントパンダ「シンシン」出産その後[11]8回目の身体検査

【2017/8/14】

 上野動物園のジャイアントパンダ「シンシン」の子が60日齢を迎えた2017年8月11日、8回目の身体検査をおこないました(誕生日である6月12日をゼロ日齢、6月13日を1日齢としてカウントします)。

 

 子は8月7日ごろから後ろ足で踏ん張り、這ったり、方向転換をしたりするようになってきました。まだ四肢で立ち上がることはできません。

 

 

 

 8月11日の身体検査は午前10時36分から56分まで実施。

 シンシンが子から離れてえさを食べているときに、職員が産室の檻の隙間から手を入れて子をそっと取り上げ、体重や体長を測ったところ、健康状態は良好、体重は前回8月1日の2,341.2グラムから3,010.4グラムへ増え、体長は40.6センチから43.9センチへと成長しました。

 

 

 母親シンシンは産室内で子どもといっしょに過ごしています。子の体をなめたり、授乳したり、排泄をうながしたり、しっかりと世話をしています。その他の時間、シンシンは休んだりえさを食べたりしています。えさは現在、タケノコやタケ、ササ、リンゴ、ニンジン、“パンダだんご”などを食べており、採食状況は良好です。

 

 

 

 引き続き24時間体制で母子の観察を続けます。身体検査も継続しますが、実施時期は未定です。

 

(2017年08月14日)

 

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