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2月4日からジャイアントパンダの展示を中止します

【2016/2/3】

 ジャイアントパンダのシンシン(メス)に発情兆候の変化が認められたため、リーリー(オス)との同居の準備をおこなうこととし、2016年2月4日(木)から2頭の展示を中止することになりました。

 ジャイアントパンダに会うために来園を予定されていたみなさまにはご迷惑をおかけしますが、あたたかく見守っていただき、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

 

1.展示を中止する2頭のジャイアントパンダ

  • リーリー(オス)

    リーリー(オス)
    2005年8月16日 臥龍保護センター生まれ

     

  • シンシン(メス)

    シンシン(メス)
    2005年7月3日 臥龍保護センター生まれ

     

2.展示中止期間

 2016年2月4日(木)から、しばらくの間

 

 ※展示再開については、後日お知らせします。

 

3.展示中止期間

 交配を目的とした同居をおこなうため。

 

 ジャイアントパンダの繁殖期は一般的に年1回、2月から5月頃にやってきます。この期間中にメスの妊娠の可能性が高まるのは数日間だけです。上野動物園では自然繁殖を目指しており、メスの交配適期を見極め、交配のための同居をおこないます。

 なお、パンダの状態により同居または交配まで至らなかった場合、中国野生動物保護協会の専門家と協議の上、人工授精を実施する場合があります。

 

4.展示中止に至る経緯

 リーリー(オス)は、1月上旬ごろから頻繁にシンシン(メス)のにおいに興味を示しているようすが見られています。シンシンは、1月27日ごろから体の一部を冷やすなど発情にかかわる行動が見られ始めました。また、シンシンの尿中ホルモン値に変化が認められ、発情のピークが近づいていると判断しました。この後の観察でタイミングが合えばリーリーとの同居を試みます。

 

 

・関連ニュース「ジャイアントパンダの繁殖に向けて準備を開始します」(2016年2月1日)

 

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