MENU

ジャイアントパンダ「シャンシャン」近況[38]

【2019/1/8】

 2018年11月1日にお知らせしたとおり、上野動物園ではジャイアントパンダ「シャンシャン」が母親「シンシン」から離れ、単独でくらすための準備を始めました(経緯と準備)。

 

 12月10日(日)から「ステップ4」に進み、終日別居を開始しました。12月18日(火)には一時的に落ち着かないようすも見られましたが、それ以降は非常に落ち着いています。12月30日にD放飼場に新しく木組みを設置したところ気に入ったようで、その上で休息をとるようすが見られています。

 

 1月からは終日、屋外放飼場Dと室内5号室で過ごしています。これは母親と一緒にいた場所(屋外放飼場A)を出て、単独でくらせるよう練習をしているためです。シャンシャンは、一日のうち13時間から15時間ほど休息をとり、残りの時間を採食に費やすなど、成獣の行動に近づいてきました。

 

 2019年1月5日(572日齢)の測定の結果、体重は40.3kgでした(12月26日測定時より0.8kg増加)。

 

 母親シンシンは終日別居開始後も落ち着いており、健康上の問題も見られません。シンシンのえさはタケ・ササ、リンゴ、ニンジン、パンダ団子、ペレットを与えており、採食状況は良好です。

 

  

 

 

 

 

※シャンシャンの身体検査は原則「5」のつく日に実施しています(それ以外の日に実施することもあります)。

※ウェブサイトでの発表は、2019年1月以降は1回、休園日の翌日におこないます。

 2019年2月の発表日程は未定です。

 

(2019年01月08日)

pagetop