12月10日（月曜・休園日）からジャイアントパンダ「シャンシャン」ひとり立ちのための準備を「ステップ4」へ進めます

【2018/12/7】

　お知らせしたとおり、上野動物園ではジャイアントパンダ「シャンシャン」の成長にともない、母親「シンシン」から離れて単独でくらす時間を徐々に伸ばし、ひとり立ちへの成長を慎重にサポートしています（準備の経緯と状況の詳細についてはこちら）。

 

 

　シャンシャンのひとり立ちのための準備は12月2日（日）からステップ3に進み、主に日中に母子同居させ、授乳の機会の多かった夜間は別居させてようすを観察してきました。

 

　それまでと同様に、別居時のシャンシャンは落ち着いており、健康上の問題も見られず、ひとり立ちは順調に進んでいると見られます。

 

また、同居時にはシャンシャンがシンシンの後をついて回るなどの行動が見られましたが、シンシンは積極的に相手をせず、自らの採食を優先したり、授乳もすぐに受け入れなかったりすることや途中で切り上げたりすることが多くなり、以前のような子育て優先ではなくなってきているようすが見られます。

 

　そこで、現在のステップ3「夜間別居」をステップ4「終日別居」に進めます。ステップ4では、別居が完了し、以後、シャンシャンはシンシンから離れてくらします。

 

 

原則として午前中はシンシンをご覧いただくことはできません

※動物の状況により公開位置の配置や移動のタイミングが変わる場合があります。

 

（2018年12月07日）