ジャイアントパンダ「シンシン」出産その後[15]100日齢を迎え12回目の身体検査
【2017/9/20】
2017年6月12日に生まれたジャイアントパンダの子は、9月20日で100日齢を迎えました。午前10時17分から29分、12回目の身体検査を実施したところ、体重は9月10日の5.4kgから6.0kgに増加、体長は9月10日の62.4cmから65.0cmに成長していました。順調に育っています。
後ろ足の力が強くなり、体を支えて数歩前進することができるようになりました。“目つき”もしっかりしてきましたが、どこまで見えているか、現段階ではまだ判断できません。また、上下左右の犬歯が生えてきたことを前回ご報告しましたが、今では口を開けるとすぐ犬歯が目視確認できるようになりました。
母親シンシンは室内で一日中子といっしょに過ごしています。子の体をなめたり、授乳したり、排泄を促したり、しっかりと世話をし、その他の時間は休息、そしてえさを食べることを繰り返しています。
8月末まで母子ともに産室で過ごしていましたが、9月4日以降、室内展示場2号室と寝室が自由に行き来できるようにしました。シンシンは子を連れて移動したり、自分だけが移動したりしています。
職員が宿泊して母子の状況を監視する体制は9月17日夜で終了しました。今後は映像記録などを活用し、観察を続けます。また、必要に応じて身体検査などを実施します。身体検査は当面のあいだ10日齢ごとを目安におこないますが、子の状態などで予定を変更する場合があります。
子どもの名前は近日中にお知らせできる予定です。楽しみにお待ちください。
(2017年9月20日)