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ジャイアントパンダ「シャンシャン」近況[40]

【2019/3/12】

 2018年11月1日にお知らせしたとおり、上野動物園ではジャイアントパンダ「シャンシャン」が母親「シンシン」から離れ、単独でくらすための準備を始め(経緯と準備)、12月10日(日)から「ステップ4」に進み、終日別居を開始しました。

 

 2019年1月からは終日、屋外放飼場Dと室内5号室で過ごしています。これは母親と一緒にいた場所(屋外放飼場A)を出て、単独でくらせるよう練習をしているためです。シャンシャンは、一日のうち12時間ほど休息をとり、残りの時間を採食に費やすなど、成獣の行動に近づいてきました。

 

 2月4日からは、シャンシャンのハズバンダリートレーニング(※)を開始しました。現在はターゲットとなる棒に、鼻先を触れさせる訓練をしています。このような訓練を積み重ねることによって、パンダにとって少ないストレスで安全に体を触ったり、採血をしたりといった健康管理ができるようになります。

 開始当初は棒をよく噛もうとしていましたが最近は少なくなり、うまく鼻先で触れることができるようになるなど、トレーニングは順調に進んでいます。

 

 2019年3月5日(631日齢)の測定の結果、体重は49.8kgでした(2月5日測定時より4.8kg増加)。

 

 母親シンシンは終日別居開始後も落ち着いており、子育て前の生活に戻っています。シンシンのえさはタケ・ササ、リンゴ、ニンジン、パンダ団子、ペレットを与えており、採食状況は良好です。

 

 なお、こちらでお知らせしたとおり、シンシンに発情兆候が見られた場合は、シャンシャンを含めて全てのジャイアントパンダの展示が中止となります。

 オスのリーリーには繁殖期によく見られる行動が現れていますが、シンシンには今のところ顕著な兆候は見られていません。

 

(※)ハズバンダリートレーニング

 動物の健康な飼育と人間の安全な作業を目的として、動物に自発的な行動をとらせるための訓練

 

 

 

 

 

 

 

※シャンシャンの身体検査は原則「5」のつく日に実施しています(それ以外の日に実施することもあります)。

※ウェブサイトでの発表は月に1回、休園日の翌日におこないます。

 2019年4月以降の予定については後日おしらせします。

 

(2019年03月12日)

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